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東京五輪コラム|バスケ代表、八村塁選手・渡邊雄太選手は参加する?
バスケットボール日本代表が、東京オリンピック出場を、
決めるまでは、紆余曲折があった。
FIBA(国際バスケットボール連盟)は、日本の男子バスケットボール・1部リーグが、
NBLとbjリーグの、2つに分裂している状態の解消・統合を求めたが進まず、
2014年10月に、国際活動の資格停止処分を下した。
これを受けて、元Jリーグチェアマン・川淵三郎氏らが中心となり、
JBA(日本バスケット協会)の、ガバナンス改革を実行。
NBLとbjリーグを統合したBリーグが発足し、JBAのガバナンスも、
改善されたとして、2015年8月を持って制裁は解除された。
しかし、東京オリンピックの開催国枠での出場は、保留となった。
日本代表に、国際レベルの実力があると、判断されなかったからだ。
日本代表に、開催国枠を付与する条件として、
2019年のバスケットボール・ワールドカップに、
アジア予選を突破して、出場することが求められた。
そのアジア予選、1次予選を4連敗でスタートし、
崖っぷちとなった日本代表を救ったのは、
帰化が認められた、ニック・ファジーカス選手(川崎ブレイブサンダース)と、
現在、NBAのワシントン・ウィザーズで活躍する、八村塁選手(ゴンザガ大学・当時)だった。
日本代表は、FIBA世界ランキング10位の強豪、
オーストリアに勝つなどして、1次予選を見事突破した。
2次予選では、ニック・ファジーカス選手を怪我欠いたが、
八村塁選手と、2次予選から参戦した、
渡邊雄太選手(メンフィス・グリズリーズ 2way契約)の活躍で、アジア予選を突破。
こうして、バスケットボール男子日本代表は、
東京オリンピックの、開催国枠を勝ち取ったのだ。
しかし、ワールドカップ本番では、1次ラウンドで1勝もできず、
32ヶ国中31位という、結果に終わった。
エースとして期待された八村塁選手は、当然、相手から徹底マークされ、
アメリカ戦では、僅か、4得点に終わった。
東京オリンピックで日本代表が躍進するには、
八村塁選手や渡邊雄太選手の参戦と、
さらなるレベルアップが求められる。
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