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東京五輪競技コラム|サッカー男子五輪代表はこのままで大丈夫か?

 

 

 

 

世界で最も人気の高いスポーツ・サッカーは、オリンピックでも注目が集まる競技だ。

 

 

 

FIFAワールドカップとの兼ね合いから、男子の五輪代表は、

23歳以下の代表で行われるが、23歳を超える年齢の選手(オーバーエイジ)が認められているので、

高いレベルの試合が期待される。

 

 

 

中でも、地元の大きな声援を受ける開催国は、おのずと結果を求められる。

2020年の東京オリンピックを戦う、U-23日本代表も同様に、

メキシコ五輪以来の、メダルの期待がかかっている。

 

 

 

既に、年齢制限のないA代表でも活躍している、堂安律(オランダ・PSV)や、

冨安健洋(イタリア・ボローニャ)、そして、久保建英(スペイン・マジョルカ)らが、

五輪代表世代にいるのだから、期待がかかるのも無理はない。

 

 

 

しかし、強化を進める中で、不安の声が巻き起こっている。

 

 

 

2019年11月17日に行われた、U-22コロンビア代表との強化試合で、

U-22日本代表は0-2と完敗。

 

 

 

この試合は、五輪代表世代の中心選手を可能な限り招集し、

堂安律や、久保建英も出場していたホームでの試合だけに、

期待を裏切る結果を出してしまった。

 

 

 

そして翌2020年1月にタイで行われ、たAFC U-23選手権でも、

期待を大きく裏切る結果を出してしまったのだ。

 

 

 

この大会は、オリンピックサッカー男子のアジア予選を兼ねており、

3位までが五輪への出場権を得る。

 

 

 

リオ五輪の予選を兼ねた、2016年のカタール大会では、

日本は、決勝で韓国に3-2で勝利し、優勝して堂々五輪切符を手にしている。

 

 

 

しかし今大会は、グループステージで3戦して、

1勝もできずに敗退となってしまった。

 

 

 

日本は自国開催のため、出場権争いには無関係なのだが、

惨憺たる結果に、サッカー関係者から不安の声が聞かれることとなった。

 

 

 

五輪出場のために必死になる他国と比べ、モチベーションが上がらないことや、

堂安律や冨安健洋、久保建英といった中心選手は、

招集されなかったなど考慮すべき点はある。

 

 

 

それを考慮しても、森保監督の手腕に、疑問符が付くのは当然のこと。

さらには、選手から求心力を失いかねない。

 

 

 

果たして、東京オリンピックで期待通り勝ち上がり、

メキシコ五輪以来の、メダルを手にすることはできるのか?

 

 

 

2018年ロシアワールドカップ直前に起きた、監督交代劇が、

また見られるのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

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