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東京五輪競技コラム|ラグビー/セブンズも、w杯同様の躍進なるか?
2019年に、日本で開催された、ラグビー・ワールドカップにおいて、
日本代表は、悲願のベスト8入りを達成し、世界を驚かせ、大会を大いに盛り上げた。
日本国内では、「ラグビーにわかファン」 で溢れ、
ラグビーから離れていた元ファンだけでなく、今まで、
ラグビーを知らなかった人達も惹き付けて、一気にメジャースポーツになった。
ラグビーの魅力を知った、「にわかファン」 を、
さらに取り込めるチャンスとなるのが、
東京オリンピックの、ラグビー/セブンズだ。
ラグビーは本来、1チーム15人で行うものだが、
オリンピックでは、1チーム7人の、7人制ラグビーで競われる。
フィールドの広さは、15人制と同じで、基本のルールも、
「トライ:5点。ペナルティーゴール:3点。トライ後のゴール:2点」
なのも同じ。
1チームの人数が7人なので、スクラムを組むのは、
「フォワード:3人、バックス:4人」 となるのが、大きな違いだ。
そして、試合時間が前後半7分ずつ(決勝のみ10分)で、
ハーフタイム2分という、短い時間で行われる。
15人制と同じフィールドで、試合が行われるため、
広大なスペースを使う、スピーディーな攻撃が多く見られるのが特徴だ。
ラグビー・ワールドカップに出場し、名前を知られるようになった、
日本代表選手の参加も期待されるが、2019年12月20日に発表された、
代表候補には、名前を連ねることはなかった。
男子セブンズ日本代表の、岩渕健輔ヘッドコーチは、
就任当初から一貫して、「門戸は、一切閉じるつもりはない」 と、
言ってはいるものの、15人制とは求められるプレーが異なり、
セブンズでのプレー経験がない選手が、簡単に入れるものではない。
一方、セブンズの候補選手たちは、
日本ラグビー協会と、7人制専任選手契約を結び、
東京オリンピックに向けて、強化に取り組んできた。
林大成選手のように、15人制ラグビーの実業団チームを退団し、
日本ラグビー協会所属の、7人制専任選手として、
東京オリンピックを目指している選手もいる。
東京オリンピックでも、「にわかファン」 の期待に応え、躍進なるだろうか?
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